失敗してからでは遅い!クレジットカード現金化に後悔しないようによく考えて利用しよう
2023年06月28日 14時55分
まとまったお金を用意するためにはいろいろな手段がありますが、オンラインでの簡単な手続きのみで調達できることから、近年ではクレジットカード現金化に注目が集まっています。審査がなく申し込みがスムーズだった、すぐに振り込んでもらえてピンチを乗り切れたと、利用者からはポジティブな意見が多く聞かれますが、一方では現金化したことを悔いているという声も少なくありません。
利用前に、どんなことがクレジットカード現金化失敗につながるのか、確認しておくことも大切です。
カード会社への返済が難しくなってしまった
クレジットカード現金化は年齢条件をクリアし、本人確認できれば基本的にどなたでも申し込みが可能です。この手軽さがデメリットになり、つい使いすぎてしまうことがあります。
利用上限はショッピング枠の残高分です。
手続きした分はカード会社が指定する引き落とし日までに口座に現金を用意しておかなければなりませんが、後々の工面を考えずに軽率に何十万、何百万円と現金化してしまった場合、首が回らなくなってしまう可能性があるでしょう。
また、申し込んだ金額分をそのまま現金に換えられる取り引きではなく、反映された換金率と手数料を差し引かれた分が振り込まれるかたちになります。
借り入れではないため金利は発生しませんが、金額的には金利以上の負担になることを考慮しなければなりません。
クレジットカードが使えなくなってしまった
現金化業者を介せず、換金性の高い商品をカード払いで購入し、リサイクルショップやオークションで売って現金に換えるかたもいるでしょう。ですが、ブランド品や家電品など高く売れる商品を頻繁に、大量に購入し続けた結果、突然クレジットカードが利用停止になってしまう場合があります。
クレジットカード現金化に違法性はありませんが、カード会社は現金化目的のカード支払いを利用規約で禁じているのです。
怪しい動きがあれば告知なくカードが使えなくなり、カード会社から連絡が来て、現金化のために利用したことを認めれば一括請求の後に強制退会になります。
もちろん、不正行為は信用情報にも記録されますので、現金化を行う上では避けなければならない事態です。
クレジットカード現金化は便利な手段ですが、後のことを考えずに無計画に現金に換えようとしたり、選んだ方法の安全性を調べずに手を出してしまった場合、失敗してしまうことがあります。
後悔しないためには返済のことまで考えた上で、なおかつカード会社に疑われない方法を探すことが大切です。
クレジットカードを現金化する可能性があれば、いくらまでなら返済に問題ないか、どこでなら安心して申し込めるか、いざという時のために事前にリサーチしておきましょう。